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トップページにもあるように、ここに掲載する記事は備忘録程度の内容にするつもりだ。
なので、このブログの内容を参考にしていただいても、得るものはないかもしれないので悪しからず。

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MOOZ-2ZでCNC

 

MOOZ-2ZをCNCフライスとして使用するにはMoozStudioでデータを作る方法が紹介されているが、画像ファイルの明暗で彫りの深さをコントロールするため精細な形状を作成することができない。

 

 

 

Curaの中にCNC関連の項目がないかと探してみたが見当たらない。ただJogPositionのボタンで切削ユニットが移動することが確認できたことで、GRBLベースの3Dプリンターではないかと考え、GrblPanelを試してみることにした。
インストールして起動したところ、COMポートは認識しているようだ。ConnectボタンをクリックするとStatusBoxにバージョン番号などが表示される。[Go To Spcl Posn1]ボタンをクリックすると切削ユニットがホームポジションに移動する、しかし各軸の[0]ボタンや、[Zero XYZ]ボタンは反応しない。

 

 

[Setting]タブで設定されているG-Codeを[Manual Command]で確認してみるとそのままでは反応しないようだ。
各G-Codeの動作を個別に確認しながら、各軸の[0]ボタンや、[Zero XYZ]ボタンを[Setting]タブで設定すると動作するようになった。
また[Jogging]内の[X/Y/Z]ボタンも同様に認識できないようだが、設定項目が見当たらない。一番使いたかったボタンだけに何とかしたい。
Jogging X/Y/Zには「G91 G20 G01 X0.1 F50」などといったG-Codeが出力されるようなので、[Manual Command]で一つひとつ試してみたところ、MOOZではG90/G91やG20/G21を同列に記述できないようだ。
GrblPanelをダウンロードしたサイトに、ソースファイルが用意されていたのでダウンロードしてみたところ、GrblJogging.vbソース内に以下のようなコードがあった。
「Return “G91 ” + whichUnits() + ” G01 ” + axis + whichDistance() + ” F” + whichFeedRate()」
ここをなんとかすればJogging X/Y/Zが使えるようになるのではないか。
ソースコードはVBで書かれているようなので、Visual Studio2017開発環境をダウンロードしてセットアップした後Grbl Panelのソースを読み込んで修正した。
EXEファイルを作成して実行したところ、ようやくJogging X/Y/Zが使えるようになった。

CNCフライスの回転計を更新

以前使っていた回転計は、すでに動作しなくなって放置していたが、最近になってまた作ってみようという気になったので、一から作ることにした。

 

 

 

 

使う部品はProMicroとOLEDモジュールとした。できるだけコンパクトにするため、中継基板などを介さずに、コネクタをや配線を直接半田付けして、3Dプリンターで作ったケースに入れた。
コントロールボックスの加工も考えてみたが、分解や加工に手間がかかるので、作成したケースの底面にネオジム磁石を取り付けて、金属部分に張り付けられるようにした。

 

 

コントロールボックスの前面に張り付けてみたが、配線むき出しと比べてかなり見栄えが良くなった。

そういえばG-Codeによる回転制御がまだできてないなあ。

 

 

スプールローラー

スプールローラーを作ってみた。

標準状態では、Z軸アクチェーターに取り付けたスプールホルダーに引っ掛けるだけなので、スムーズに回転しないとか、供給方向が直角になるためフィラメントが絡みやすいなど気になるところが多かった。

 

 

 

Web上には多くの作品が紹介されているが、大半がリールの中心に回転軸を通したものが目立つが、過去にベアリングを使って同様のものを作ったところ、フィラメントがオーバランしてリールから外れることがあった。
別の形態で、フィラメントリールをベアリングや滑車の上に置いて使うタイプのものがあり、3Dデータが公開されていたのでダウンロードさせていただいた。

 

 

 

 

これは非常にいい感じで供給できたが、当工房の狭い作業台では、使用する度に置き場所を確保しなければならないことが発覚した。

 

 

 

 

そこでMOOZ用に新たなスプールローラーを作ることにした。
当工房の作業スペースと、MOOZの形態的な特徴に合わせて、Z軸の上部にかぶせるような形で装着し、上からフィラメントを供給するようにした。
これで、3Dプリンターとして使用するたびに、場所を確保する必要がなくなった。
ベアリングを使ったローラー台の形態で、左右の幅を広く取ることでフィラメントリールの幅の違いに対応した。
ローラー間の幅は手持ちのリール径に合わせて、MOOZ添付の15cmから一般的な20cmまでのリールを載せられるようにした。
また個々のパーツサイズはMOOZで作成できる範囲の大きさとした。

ただ造形物の向きは積層面で割れやすいということに注意したい。
ベース部のベアリングが入る穴は挿入時に力がかかるため、穴の部分を底面にしたほうが良いと思われる。
またローラーも上から重量がかかることを考えると、横置きで作成したほうが強度を維持できると思われる。
もっとも、ベッドに斜めに配置しなければならない大きさなので、必然的に横置きとなる。

 

 

フィラメント供給についてはおおむね満足できる状態になったが、ヒートベッドの件を含めて、MOOZのためにMOOZを買ったような気がしてならないのは気のせい? まあ、楽しめたからいいか。

MOOZ-2のアルミベッド

先日、MonotaROに発注したアルミ材が届いたので早速加工した。
取付穴やネジ切が必要だが、取付穴の位置決めはたまたまCNCの加工台のへこみの中に納まったのでその裏側から取付穴の印をつけた。
あとは穴を開けて、タップを切って、プラットフォームシートを張り付けた。

 

 

 

出来上がったアルミベッドをMOOZに取り付けてクリアランスを確認したところ、高低差0.2mm以内に収まった。
ネジの締め方でもう少し詰められると思うが、一層目が定着すれば良しと考えているので、とりあえずこれで使用することにした。

MOOZ-2のヒートベッド

先日、購入元に送り返したヒートベッドの代替品が戻ってきたので早速試してみたが、結果から言って変化なしだった。
相変わらず高低差0.5mm前後のままで、データを出力しても周辺部で定着しない。
同じ結果だったことをメールをしてみたところ、次はテスト済みのヒートベッドを送ると提案があった。
またラフトを入れてみてはどうかといった提案も受けたが、私としてはヒートベッドの平面をできる限り生かしたいと考えているため、ベッドそのものを作ることにした。

素材はPLAを前提に考えているのでヒーターは必要ない。
とりあえず手元にある厚さ5mmのアクリル板に、プラットフォームシートを張り付けたものをヒートベッドの代わりに取り付けた。
この状態でクリアランス調整してみたところ高低差が0.2mm程度に収まったが、素材がアクリルなので温度変化による歪みは気になるところだ。

 

 

こんな間に合わせのような状態でも問題なくデータを出力できたのだが、もう少し安心感のある素材に交換しようと思い、MonotaROで130mm角5mm厚のアルミ材を注文した。